切迫早産で寝たきり生活をしていると、どんどん筋力低下していきますよね。でも、出産や子育てには体力が必要不可欠。不安になりますよね。
筆者も2度切迫早産を経験しその度に足は棒のように細くなり、目に見えて筋力が低下しました。
この記事では過去2回切迫早産になり、入院と自宅安静で計4か月寝たきり生活をした筆者が、
- 出産・産後の生活において筋力低下による影響があったのか
- 産後に実際に起きたトラブル
を紹介します!
安静の状態と筋力の状態
筆者は2度切迫早産を経験しています。
どれも2ヶ月間の安静で、1人目は入院、2人目は自宅安静でした。
基本的にトイレ、食事、3日に一度のお風呂以外は起きあがらず寝たきりで2ヶ月間過ごしました。その結果、安静解除後は日常生活を送るだけで疲れてしまうほど体力、筋力が低下していました。
具体的には、布団から起き上がる、トイレに行く、お風呂に入るなどの当たり前のことをする度に息切れをしてしまい、翌日は筋肉痛になりました。
医師によると、元の体力に戻るまでに2から3倍の時間がかかるそうです。
ちなみに、安静解除後に体力を付けようとして、焦って運動するのはおすすめできません。
安静解除後の運動についてはこちらの記事で紹介しています♪
-
参考【切迫早産】安静解除後の過ごし方は?運動はするべき?【体験談】
待ちに待った安静解除!医師からは「普段の生活に戻して大丈夫」と言われたけれど、出産、産後の子育てに向けて、体力を付けるために運動ってするべきなのかな?他の人の経験談を知りたい! 安静解除 ...
続きを見る
筋力低下による出産の影響は?
筋力低下による出産の影響はなく、第一子第二子ともに安産でした。
切迫早産だったからか、2人とも陣痛が始まってから2時間程度で生まれました。
筋力低下によってうまくいきめず、お産が長引いたりトラブルが起きるかもしれないという不安がありましたが、実際は問題なく産むことができました!
筋力低下によって産後の生活に影響はあったか
結論からいうと、思っていたよりも動けました。
妊娠中はつわりや切迫早産の薬の影響で常に気持ち悪さがありましたが、産後はそれらの不快感から解放され、とても快適でした。また、無事に赤ちゃんに会えた喜びが強く、筋力低下は気になりませんでした。
赤ちゃんが成長すると共に、体力も徐々についてきたのでなんとかなりました。
それよりも、産後すぐは夜中の授乳や夜泣きの対応による睡眠不足が辛かったです。
筋力低下を気にするよりも産後の床上げの3週間はなるべく周囲の協力をお願いしながら無理に動かず、眠れる時にはしっかりと睡眠をとるべきだと感じました。
体力をつけるのは産後しっかりと休んでからでも遅くありません。
実際に起きた産後の体のトラブル
筋力低下との因果関係はわかりませんが、第1子、第2子ともに産後から2か月ごろに様々な体のトラブルが起きました。
- ばね指(指が曲げにくくなる指の炎症)
- 軽い手首の腱鞘炎
赤ちゃんのお世話っておむつ替えや授乳、抱っこで頻繁に指や手首に力を入れることが多いんですよね。
医師からは、とにかくなるべく動かさないようにすることが大切、との指導を受けたため
- おむつ替えは可能な限り夫に頼む
- 新生児から使える抱っこ紐で負担を軽減する
これらの対策をすることで少しずつ回復し、徐々に痛みがなくなり、悪化することなく乗り越えられました。
切迫早産で筋力も体力も落ちている状態でさらに産後。日中も夜中も赤ちゃんの世話を休みなしでやってしまうと、やはりどこかしら痛んでしまうのかな、と反省しました。
まとめ
切迫早産で筋力/体力が低下した状態での出産・育児の影響について私の実体験を紹介しました!
- 筋力が低下しても出産は問題なくできた
- 筋力が低下しても産後の生活は問題なく過ごせた
- 産後は睡眠不足が辛かった
- トラブルが起きたら道具を使ったり周りの人を頼って無理せず過ごすべき
切迫早産での寝たきり生活による筋力低下に不安を感じましたが、実際は何とかなりました。
とにかく産後は頼れるものは頼って、使えるものは使って、無理なく過ごすことが自分のためだけでなく、赤ちゃんのためにもなるのだと思いました。