結論からいうと、ジュニアNISAは2023年生まれの子はやったほうが絶対得です!
ただ、ジュニアNISAはすべての人におすすめできる制度ではありません。
この記事を参考にして、自分はやるべきか判断してみてくださいね。
この記事でわかること
- ジュニアNISAがどんな制度か
- どんな人におすすめか
- 実際に3年間運用した結果
クリックできる目次
ジュニアNISAって?
ジュニアNISAとは、非課税で未成年の子供が投資できる制度であり、親たちが子供の資産形成や教育費の準備のために利用できる国が提供する制度です。
まとめるとこう。
- 対象者:日本在住の0~17歳
- 非課税投資枠:最大400万円(80万円×5年分)
- 投資年度:2016年~2023年
- 非課税対象期間:子どもが18歳になるまで
参照:ジュニアNISAの概要 : 金融庁 (fsa.go.jp)
一般的に投資で手に入った利益は、税金をとられてしまうんですよね。
その額なんと利益の20%!
しかし、ジュニアNISAであれば子どもが18歳になるまで税金を支払う必要なく投資が運用できます。
さらに、途中で解約しても課税されません。
ジュニアNISAは2023年で廃止
お得感の強いジュニアNISAは2023年、つまり今年廃止されます。
廃止決定によってジュニアNISAの条件が変更され、結果的に神制度に。
そのため、今年からでもまだ間に合います!
ジュニアNISAがおすすめな人
今から始めても80万円しか運用できないのにやるべき?と悩む人もいるかと思います。
残念ながら、ジュニアNISAは全ての人におすすめできる制度ではありません。
- 生活防衛資金がある
- 子どもの年齢が9歳以下
生活防衛資金がある
子どもが18歳になるまで運用できる制度であるジュニアNISA。
そのため、すぐに使う予定のあるお金をぶち込んではいけません。
何かあったときのための6か月から1年間程度の最低限の生活費【生活防衛】がすでにあり、使う予定のないお金が銀行に眠っている、という方にはおすすめです。
子どもの年齢が9歳以下
投資は基本的に長期間運用すればするほど確実に利益がでるもの。
10年以上運用することで損をする確率をグンと減らすことができます。
そのため、子どもの年齢が9歳以下の方には本当におすすめです。
2023年生まれはジュニアNISAをやるべき
2023年に生まれた子どもであれば18年間非課税で運用可能となります。
先ほど紹介したように投資は『長期運用ほど低リスクで増えやすい』もの。
このように、80万円を18年間を低リスクの4.0%で運用しても82万円増やすことが可能になります。
放置でこれだけ増えるのは長期運用だからこそ。
ジュニアNISAのはじめ方とは
ジュニアNISAをはじめるには、証券口座から申し込む必要があります。
①楽天証券
②SBI証券
証券口座はこの2つのどちらかであれば間違いありません。
私は両方から申し込みましたが、楽天証券の方が申し込みやその後の手続きが楽でした。
ただ、SBI証券の方が取り扱い商品が多く、投資するとハガキでお知らせが届くなど、サービスが手厚い印象があります。
ジュニアNISA実際の運用結果を紹介
私は子ども2人分のジュニアNISAを満額投資しています。
2人とも今年で3年目、現在160万円+αで運用中です。
運用結果
上の子:+78,479円(+4.5%)
下の子:+27863円(+1.5%)
2023年3月時点で株価が下落気味なものの、合計で約11万円増えています。
上の子の方が10ヶ月ほど早く始めている分、利益が大きいです。
タイミングもありますが、長期運用は強いことがわかります。
まとめ
2023年生まれの子どもがジュニアNISAをやるべき理由とおすすめの人の条件、実際の運用利益を紹介しました。
今年までの制度なので、使う予定のないお金があって、小さなお子さんがいる方には絶対おすすめです。
申請には時間がかかるので、忘れないうちにこちらから申し込んでみてくださいね!